シャープの空気清浄機は、KI-TX100・KI-TS50・KC-S50・FU-U40のようにアルファベットと数字が入り混じった型番が並びます。一見わかりにくいのですが、規則は単純です。読み方さえ覚えれば、店頭や通販サイトで見かけた型番から「何年度のモデルか」「どのグレードか」がその場で判断できます。
この記事では、シャープ公式のサポートページ「仕様比較」に掲載されている2018年度〜2026年度のラインアップをもとに、型番の構造と歴代モデルを整理します。
この3つを順に見ていきます。まん中の1文字が年度を表す、という点が最大のポイントです。
| 記号 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| KI- | 加湿空気清浄機。上位帯 | KI-TX100 |
| KC- | 加湿空気清浄機。プラズマクラスター7000搭載の入門帯 | KC-S50 |
| FU- | 加湿機能なしの空気清浄機 | FU-U40 |
「加湿が要るかどうか」でまずKI/KCとFUが分かれ、KIとKCはイオン濃度のグレードで分かれます。
シャープの空気清浄機はほぼ毎年モデルチェンジし、その年度をアルファベット1文字で表します。公式の仕様比較ページに載っている年度と型番の対応は次のとおりです。
| 記号 | 年度 | 代表的な型番 |
|---|---|---|
| U | 2025年度 | KI-UX100 / KI-US50 / FU-U40 |
| T | 2024年度 | KI-TX100 / KI-TS50 / FU-T40 |
| S | 2023年度 | KI-SX100 / KI-SS50 / KC-S50 |
| R | 2022年度 | KI-RX100 / KI-RS50 / KC-R50 |
| P | 2021年度 | KI-PX100 / KI-PS50 / KC-P50 |
| N | 2020年度 | KI-NP100 / KI-NX75 / KC-N50 |
| L | 2019年度 | KI-LP100 / KI-LX75 / KC-L50 |
| J | 2018年度 | KI-JP100 / KI-JX75 / KC-J50 |
並びを見るとわかるとおり、J → L → N → P → R と1文字ずつ飛ばして進み、R以降はS → T → Uと連続しています。IやOのように数字と紛らわしい文字は使われません。細かい規則を覚える必要はなく、「アルファベットが後ろのものほど新しい」とだけ理解しておけば実用上は十分です。
| 記号 | 意味 |
|---|---|
| X | 最上位。プラズマクラスターNEXT(イオン濃度50,000個/cm³)搭載 |
| S | 標準。プラズマクラスター25000搭載 |
| D | 除加湿タイプ。加湿と除湿の両方に対応 |
| P | 2020年度までの最上位(KI-NP100など)。2021年度からXに統合 |
| K | 蚊取り機能付き(FU-SK50など) |
最後の数字(100・75・70・50・40)は適用床面積のグレードです。数字が大きいほど広い部屋に対応し、風量も加湿量も大きくなります。KI-TX100なら空気清浄で〜46畳、KI-TS50なら〜23畳といった具合です。
型番より「自分の部屋に合うか」で選びたい予算と広さから30秒で1台を提案します →結論から言うと、世代が1〜2年古いだけなら、基本性能はほとんど変わりません。判断材料になるのは「その年に何が変わったか」です。
たとえば2024年度のKI-TX100は、前年のKI-SX100に対して「AIモニター」と「加湿内部洗浄」機能が新しく加わった世代です。粒子数を数値で表示する機能と、加湿トレーにクエン酸を入れてボタンを押すと加湿フィルターを自動洗浄する機能で、いずれも使い勝手の改善にあたります。一方で最大加湿量は1,000mL/h(KI-RX100)から1,100mL/h(KI-TX100)へと変化しており、清浄時間や適用床面積といった中心的な数値は世代をまたいでも大きくは動いていません。
掲載中の4機種を、型番の読み方に沿って並べると次のようになります。
| 型番 | 世代 | 位置づけ |
|---|---|---|
| KI-TX100 | 2024年度(T) | 加湿空気清浄機の最上位。プラズマクラスターNEXT・空気清浄〜46畳 |
| KI-TS50 | 2024年度(T) | 加湿空気清浄機の標準。プラズマクラスター25000・空気清浄〜23畳 |
| KC-S50 | 2023年度(S) | 加湿空気清浄機の入門帯。プラズマクラスター7000 |
| FU-U40 | 2025年度(U) | 加湿なしの最新シリーズ「Purefit」。8畳を15分で清浄 |
KI-TX100とKI-TS50が2024年度モデルのままなのは、意図的です。2025年度の現行機はKI-UX100・KI-US50ですが、上で説明したとおりシャープは中身を変えずに型番を更新することが多く、この2組も公式の仕様比較表でほぼ同一の数値が並びます。それでいて実売価格は現行機のほうが高いため、同じ性能で安い2024年度モデルを掲載しています(2026年7月時点)。在庫がなくなり次第、現行機へ切り替えます。
それぞれの詳しい違いは、個別の比較記事にまとめています。
型番体系・年度区分・仕様は次のメーカー公式資料を一次情報として照合しました(2026年7月28日確認)。
※メーカーが販売終了・在庫限定・後継機を案内した場合は公式情報を優先します。販売価格と在庫は購入前に販売ページで再確認してください。